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コンピューターが、グラフィックスに恋をした:その蜜月を支えたワコムの「35年史」映画ペンタブレットの老舗ワコムが産声をあげて35年。その歴史は、そもそも文章や数字しか扱えなかったコンピューターが、絵や写真や音楽を、ひいては映画までつくりだすようになった進化の道筋にぴったりと重なる。「コンピューターとの出...
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ヴィジョンと実行の“狭間”をたゆたい夢みる未来を社会実装する:“未来のカタチ”を再定義(リディファイン)せよ映画『スタートレック』『ブレードランナー』『トロン』『2010年』……。SF映画を通じ、人類共通レヴェルにまで敷衍した「未来社会のアーキタイプ」を、たったひとりで描き続けてきたシド・ミード。そんな、唯一無二のヴィジュアルフュ...
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新しいテクノロジーは、 アニメにとって「敵」じゃない。──神山健治アニメ日本のアニメーション界に常に新風を吹かせ、傑作を残してきた男が、また新たなチャレンジに踏み出している。アニメーション監督の神山健治が荒牧伸志と共同製作している映画の主人公は、おなじみのヒーロー「ウルトラマン」。神山が取り...
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「長大な尺のなかに含まれる、強烈な秒について」by冨永昌敬(映画監督)映画今年創業100周年を迎えたシチズン時計が、年差±1.0秒という極めて高精度な光発電エコ・ドライブムーブメント「Calibre 0100」を、BASELWORLD 2018にて発表した。この時代において、「1秒」にはいかな...