兒玉遥、HKT卒業後初舞台で記者役 大ヒット作『私に会いに来て』出演決定

 HKT48からの卒業を発表した兒玉遥が、9月に上演される舞台『私に会いに来て』に出演する。6月9日付で同グループを卒業する兒玉にとって本作が卒業後初の舞台出演作となる。

 『私に会いに来て』は、1996年に韓国で初演され、再演に再演を重ね約20年間ロングランを遂げた異例の大ヒット舞台。日本キャストにより、新たに上演する。

 先日行われた第72回カンヌ国際映画祭で最高賞であるパルムドールを獲得したポン・ジュノ監督が、この作品を原作とし、2003年に映画「殺人の追憶」として公開。韓国アカデミー賞(大鐘賞)において4部門で賞を獲得し、出世作となった。

 また、舞台単独初主演となる藤田 玲をはじめとする豪華第1弾のキャストも発表された。

 主演・キム・インジュン刑事役を務めるのは、ミュージカル『レミゼラブル』、ミュージカル『刀剣乱舞』などマルチに活躍する藤田玲。本作が舞台単独での初主演となる。その他、チョ・ナンホ刑事役に様々な映像・舞台作品に出演する中村優一、パク・ヨンオク記者役にHKT48卒業と共に舞台初出演となる兒玉 遥、ミスキム役に5人組アイドルユニット「きゅい~ん‘ズ」の西葉瑞希、そして、キム・セゴン課長役に大河ドラマから様々なミュージカル作品で活躍する栗原英雄の出演が決定。

 その他出演者は、第2弾キャストとして後日発表予定。演出は、ブロードウェイ作品『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』など数多くの舞台の脚本・演出を手掛けるヨリコ ジュンが務める。

 実際の殺人事件の資料をもとに創作された本作。次々と起こる猟奇的殺人事件の捜査を担当するため、ソウルからエリートの若手キム刑事が華城警察署に派遣される。怪しい人物を取り調べていくが、決定的な証拠がつかめず焦りはつのるばかり。そんな中、キム刑事に惚れる茶房の従業員ミスキムとの恋愛や、チョ刑事とパク記者の秘めた関係など、捜査本部の人間模様を描いた究極のラブサスペンス。

 「私に会いに来て」は、東京公演を9月13日(金)~16日(月祝)新国立劇場 小劇場にて、そして大阪公演を9月19日(木)・20日(金)サンケイホールブリーゼにて上演する。チケットは6月下旬より先行販売、8月4日(日)より一般発売開始となる。最新情報は、公式HPで随時公開。

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佐野勇斗、演奏中に本気泣き モンパチ曲から生まれた映画 メイキング映像公開

 MONGOL800が2001年にリリースした楽曲「小さな恋のうた」から1本の映画が誕生。『小さな恋のうた』として5月24日に公開される。これに先立ち、メイキング映像&ポスタービジュアルが解禁。主人公の真栄城亮多を演じる佐野勇斗が演奏中に見せた涙がエモ過ぎる。

主人公を演じるのは佐野勇斗

 幾度となく沖縄で取材を重ね、8年にも及ぶ時間をかけて完成した物語は、MONGOL800の楽曲の数々に込められた知られざるメッセージを導き出し、2つの国と共に生きる若者たちの、生きた青春を描く。

 主人公の真栄城亮多には、『ちはやフル-結び-』、『3D彼女 リアルガール』(18)、『凜-りん-』(19)など多くの作品に出演が続く若手最有力俳優でありながら、ボーカルダンスユニットM!LKとしても活躍中の佐野勇斗。

 亮多のバンド仲間でドラム担当の池原航太郎には『カノジョは嘘を愛しすぎてる』(13)でドラムを習得した森永悠希。唯一の女性バンドメンバーを演じるのは「ロッテ『ガーナミルクチョコレート』」のCMにも出演している山田杏奈。舞の兄にして亮多の親友である譜久村慎司には、今作で役者デビューとなる新鋭・眞栄田郷敦。

 同じくバンド仲間で苦渋の選択をするベース担当の新里大輝にMEN‘S NON-NOモデルでありながら、話題のテレビドラマ「3年A組 –今からみなさんは、人質です-」にも出演していた鈴木仁など、今まさに夢に突き進む若手俳優陣が集結。

 「小さな恋のうた」はもちろん、「DON’T WORRY BE HAPPY」「あなたに」など、MONGOL800の名曲を半年以上ものトレーニングを経て披露している。

 企画・プロデュースは沖縄出身でMONGOL800の映像作品を手がけてきた山城竹識。MONGOL800のメンバーの高校時代の後輩としてバンドの結成当初からその歩みを間近で見守ってきた山城は、米アカデミー賞短編アニメーション賞を受賞した『つみきのいえ』(08)の脚本家・平田研也をむかえ、楽曲から着想を得た映画を構想する。

 監督は『羊と鋼の森』(18)、『雪の華』(19)などの橋本光二郎がつとめ、音楽と若い俳優たちのエモーショナルなコラボレーションを演出。世代、性別、言葉、人種、国境、あらゆる壁を越えていく音楽の力。小さな島の高校生たちの想いは、音楽に乗って大きな“叫び” となり、海を渡って響き渡る。

メイキング

 この度、メイキング映像がオンライン解禁となった。

 このメイキングは、メインキャストたちが屋上や中庭のステージ、部室やライブハウスなど、様々な場所で「小さな恋のうた」を演奏するシーンのメイキング映像を中心に、彼らのこの映画にかける想いや音楽やバンドに対する想いが語られている。

 もはや国民的楽曲と言っても過言ではないこの曲を奏でる為に半年以上のトレーニングを経て本作に挑んだ、彼らの演技を超えた本気の演奏シーンが詰まったこのメイキング。終盤では、本作で主演を務めた佐野勇斗が感極まって涙しながら演奏しているシーンもあり、アーティストとしても先輩の世良公則、監督の本作に込めた本気の熱い想いが伝わってくる映像となっている。

 さらに、このメイキング映像のオンライン解禁に合わせてポスタービジュアルも解禁となった。中央に印象的に映し出されるフェンスとその向こうに佇む一人の外国人の少女の姿。そして、それを囲むように、メインキャストたちが楽器を演奏している姿や歌をうたう姿が映し出され、中央には「届け。あなたにー。」と力強い言葉が掲げられている。

映画概要

物語

 沖縄の小さな町。日本とアメリカ、フェンスで隔てられた二つの「国」が存在する場所。そこでは、ある高校生バンドが熱い人気を集めていた。自作の歌を歌いこなし、観るものを熱狂させるその実力で、東京のレーベルからスカウトを受け、なんとプロデビューが決まる。しかし、喜びの絶頂で盛り上がる彼らに一台の車が突っ込み、バンドは行く先を見失ってしまう。そこに現れた、1曲のデモテープと、米軍基地に住む1人の少女。それらによって、止まった時計の針は前に進み始める。フェンスの向こう側に友の“想い”を届けるため、彼らは再び楽器を手に取り立ち上がる―。

出演: 佐野勇斗、森永悠希、山田杏奈、眞栄田郷敦、鈴木仁、トミコクレア/世良公則 他
配給:東映
監督: 橋本光二郎 『orange-オレンジ-』(15)、『羊と鋼の森』(18)、『雪の華』(19)
(C)2019「小さな恋のうた」製作委員会
脚本: 平田研也 『つみきのいえ』(08)、『22年目の告白 -私が殺人犯です-』(17) Inspired by the songs of MONGOL800

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細田善彦「最初から強かったわけではない」表現したかった剣豪武蔵のリアル

 細田善彦が、三上康雄監督の最新作『武蔵 ーむさしー』で武蔵を演じた。NHK大河ドラマ『真田丸』で北条氏直を好演したかと思えば、映画『ピア~まちをつなぐもの~』では医師役。はたまたドラマ『3年A組 ー今から皆さんは人質ですー』(日本テレビ系)では刑事役とまさにカメレオン俳優としてその力をいかんなく発揮している。その細田が今回演じたのは二刀流で知られる剣豪・武蔵。細田は役作りのために17キロ増量。更にリアルさを追求した決闘シーンでは3針縫うけがもした。そのなかで描きたかったのは武蔵の弱い一面。「最初から強かったわけではなく、戦いとなれば誰だって臆病になる。実戦を重ね徐々に強くなっていく姿を表現したいと思いました」。上海国際映画祭・正式招待作品にも決まり、注目が更に増している。小次郎を演じた松平健からも称賛された細田が、武蔵を語る。【取材・撮影=木村陽仁】

戦いのなかで強くなっていく武蔵

――武蔵を題材にした作品は多々ありますが、本作ではどのように描こうとされたのでしょうか?

 撮影中はホテルに滞在していて、何度か監督の部屋で話す機会がありました。監督は「この映画で平成の時代劇のトップをとりたい。武蔵には自分の気持ちも乗せている。上京してきた名もなき浪人が人として生き、そして名を上げていく話。そういうサクセス・ストーリーを作りたい」という話をされていました。

 武蔵を、最初から「強い者」として描いていなくて、僕もギリギリの戦いの上で勝っていく、というところを見せたいと思っていました。そもそも五輪書にもそう書いてあるんですよ。なので、そういう風に見せるために、試合をする前には必ず考察したり、試合となる場所を下見したり、相手の様子を観察しに行ったり、そういうことを全シーンでやりました。

 「最強の人間」として描かず、相手の事を入念にチェックしてどう出るかを計算する、そういう緻密な一面が、台本にもしっかりと描かれています。

――引退されたイチロー氏にも通じるところがありますね。あれだけの名選手でありながら誰よりも練習をしているという。舞台挨拶で細田さんは、演じるに当たりプレッシャーがあった、という話もされていました。

 名家である板倉家や吉岡家(足利将軍家の兵法師範を務めた名家)などからしたら、武蔵は新人の新人。でも新人でも「どんでもない新人が来た」と思わせないといけない。「武蔵の勢いを止めないといけない」と焦らせるほどの強さを出さないとならない。錚々たる人たちが武蔵を必死になって妨害しようとする、セリフで言い表さなくても存在感や空気感でいかにそれを出せるかというのがプレッシャーでした。

――実際にその空気感は出ていたように思えます。試合だけでなく、薪割りでナタを持っただけでも内側に宿る強さを感じました。その空気感をどのように出そうとしたのでしょうか?

 僕自身、それが出ていたかは分かりませんが、誰よりも武蔵の事を考えていないといけないし、説得力を持たせないといけないから体作りのために食べたり、殺陣の練習もしたり、そういうところは徹底しました。

――吉岡家に戦いを挑むところから全てが始まります。当主の清十郎(原田龍二)との決闘での心の変化はどのように表現しようとされたのでしょうか。

 決闘となった場所には京都所司代(京都の治安を管轄する役務、板倉家当主・板倉勝重=中原丈雄)がいるわけですよ。そのことでテンションは上がったと思うんですよ。吉岡家を倒しにいったつもりが「え! 所司代もいるじゃん!」と。現代社会に置き換えれば、プレゼンの時に上司だけの出席の予定が社長も同席した、会長も出席したといった感覚に近いと思います。ここで清十郎を倒したら一躍有名になれるわけですからね。吉岡家という名門を倒す、しかもその承認者がいるという環境は、名を上げたいと京都に出てきた武蔵にとっては絶好の機会だったわけですから。ですので、興奮のようなものは持っていました。

――その清十郎を負傷させたことで仇討へと発展しいきます。追う身が、追われる身になっていくわけですが、武蔵自身は何も相手を殺めるためにやっているわけではないですよね?

 そうです。誰のことも殺すつもりもなければ、もちろん殺させるつもりもなくて。ただただ「強くなりたい」「有名になりたい」という思いで京都に出て来ている設定なので、最初から殺し合いが前提ではないんですよ。伝七郎(武智健二)との戦いだって、先に剣を抜いたのは伝七郎の方ですからね。最初の清十郎との戦いも木刀での一撃による試合、本当はあれで良かったわけですよ。でも「プライドを壊された」という吉岡家の遺恨が始まるわけで。

――確かにそうですよね。最終決戦の巌流島でも木刀で臨んでいるわけですからね。

 そうです。お姉ちゃん(遠藤久美子演じる武蔵の姉・吟)に言われ「命のやり取りはせん」と言って出てきたわけですし。全ては、「自分が強くなりたい」、「剣の世界で一番になりたい」という志のなかでの行動ですから。それがまわりのプライドや影響で歪んでいくわけですから。

――その武蔵に弱さも見えました。一乗寺下がり松では吉岡家の家来に囲まれ、恐怖に感じる様子など。

 ここまで弱さが出ている武蔵というのも他の映画ではなかなかないと思います。強そうに演じようとも思っていませんし、「武蔵=強い」というのは後々振り返った結果だと僕は思っています。戦おうとしている瞬間までは誰だって臆病になる。武蔵の場合は戦っているなかで恐怖心から解放されて強くなっていく。僕が見せたかったのは「戦いのなかで強くなっていく姿」です。

 沢村吉重(目黒祐樹)が、武蔵と小次郎の決戦を前に、戦いの展望を分析する場面がありますが、そこで「今は五角かもしれないけど、戦いの最中でどちらか一方が強くなった方が勝つ」と解説しています。まさにそうで、そこから遡りますが、一乗寺下がり松での長い戦いのなかでどう成長を見せられるか、というのがもう一つのテーマでした。

 二刀での戦いを実践したのもあそこが初めてです。次々と襲い掛かってくる吉岡家の家来を、走っては斬って、そして竹藪から転がって相手の刀を奪って、その時にバックで三味線の音楽が流れるんですけど、あの瞬間、武蔵は変わったんです。

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