【ミステリー】人生で一度だけオバケを見た日 … 自称霊能者の指示に従ってみたら完全に救われた

今から約10年前の8月……実家近くの日本海に潜っていた私は、海底で不思議な光景を目にした。岩場の陰に “人の手” のようなものがユラユラと揺れているのである。その手はミッキーマウスのごとく、大きくふくれて真っ白だ。

「軍手かな」と思い近づいてみるが、白い手からは次第に腕部分まで出現してきた。岩場の向こうは深い沖であり、人が泳いでいるとは考えにくい。いや、そもそも海岸には我々グループの他に誰もいなかったハズではないか……!!!

・コトの顛末(てんまつ)

恐ろしくなった私は、急いで友人たちの待つ浜へ戻った。ひょっとしてあの白い手は ”どざえもん(水死体)” なのでは、という不安もよぎる。しかし「警察へ連絡しようか」などと相談していたところで……

1人の友人が「アッ」と私を指差し、こう言ったのだ。

友人「肩に手形がついてるよ〜!!!」

真っ黒に日焼けした私の肩……その一部分だけが、なぜかテープを貼ったかのごとく全く焼けていなかった。そしてそれは誰がどう見ても明らかに、クッキリと「人間の掌(てのひら)の形」だったのである……。

・ワラにすがる思い

「掌型に赤くなっている」とかであれば、誰かに強く肩を叩かれた可能性も考えられなくはない。しかしコレは完全なる “日焼け” だ。つまり「少なくとも数時間の間、掌の形をした何かが私の肩に乗っかっていた」ことになるワケで……それってつまり……!

数日経過しても掌の形は消えなかった。特に何も起きないとはいえ、こんな体験をしたことのない私は怖くて夜も眠れない。そこでワラにもすがる思いで人脈をフル活用し、霊能者だという人物の連絡先を入手したのだ。

普通の主婦である彼女には不思議な力があって “見えざるモノ” が見えるのだとか……私は電話で今回の出来事を告げた。すると彼女はしばし沈黙ののち、驚くべきことを口にしたのである。

霊能者「あなたの着信を受けた瞬間から、震えと汗が止まらないの……」

・マジなのか

電話ごしの自称霊能者に「完全に憑いてますよ」と言われたとき、あなたならどう答えるだろうか? 私はこういった話には懐疑的な立場であるにも関わらず、「えーーーっ! 一体どうすればいいの!?」と、全力で “霊に怯え切っている人” を演じずにはいられなかった。

しかし、ここで「除霊のため20万円のツボを」とか言われていれば “クロ確定” だったのだが、今回の件で彼女が金品を要求してくることは一切なかったのである。むしろメチャクチャ親身にアドバイスしてくれたところを見ると、商売とは無関係ながら霊能者を名乗っている人も一定数存在するのではないかと思う。

以下、彼女のアドバイスを簡単にまとめてみた。

・牛肉、マグロなどの “赤身肉” をたくさん食べること

・コーラを飲むこと

・日本酒と塩を入れた湯船に毎晩浸かること

・清めの塩を持ち歩き、海には近づかないこと

酒と塩はともかく、なぜコーラなのか? 詳しくはサッパリ分からないが、これらを2週間ほど続ければ霊はどこかへ行ってくれるのだそうだ。私は2週間どころか1カ月以上も掟を守り続けた。その結果……心霊的な現象は何も起きず、日焼けも徐々に消えていったのでした。

・信じるか信じないか……

ちなみに霊能者の彼女によれば、私の見た白い手は “ハマグリを探していたらウッカリ流されて死んでしまったおじさん” なのだそう。おじさんは決して私に恨みがあるわけではなく、どちらかというと「こっちに来たら危ないから戻りなさい」という親切心から登場したらしい。

彼女が語ったおじさんの話もアドバイスも、本当の話かどうか私には分からない。全部作り話という可能性も全然あると思う。ただ「優しいおじさんの霊が付いてきちゃったけど、お祓いをしたらどこかへ行ってくれた」と考えれば、メチャクチャ気がラクになったのは事実である。

自称霊能者たちの中には本当に何十万円のツボを売ろうとする人物もいると聞くから、むやみに信じることは絶対にオススメできない。ただ……あなたがもしも不思議すぎる体験をして眠れないとき。信じる信じないは置いといて “見えざる力” に頼ってみることは、場合によっちゃアリかもしれない、と思うのだ。

あれから素潜りはやらなくなってしまったけれど……毎年夏になると、あの不思議な出来事を思い出す。

Report:亀沢郁奈
Photo:RocketNews24.

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子供が怖い夢を見たらどうする? パパとママがしてあげるべきこと

子供はどういう時に
悪夢を見るのか?

何歳から悪夢を見始めるのか正確なところは分かっていないが、研究によれば、3~6歳に悪夢を初めて見る子供が多いようだ。

夜間の睡眠時間のうち、レム睡眠(急速眼球運動)の間隔が長くなる後半部分で悪夢を見るのが一般的なのだそうだ。「レム睡眠」というのは、閉じた瞼の下で眼球が急速に動き、脳が活発に活動している状態を指す。

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なぜ子供は
悪夢を見るのか?

研究によれば、例えば転校や弟・妹の誕生など、「何らかの環境変化が起こる時」に子供は悪夢を見ることが多い。日中の出来事や環境が不安定だと、夢に反映されることがあるのだ。

また、想像力が豊かな子供の場合は、「寝る前に怖い本を読む」「怖いテレビ番組を見る」などの行動を取ると、夜中悪夢にうなされることがある。

幼い子供は、夢と現実の区別ができないので、見聞きしたものを現実だと思い込んでしまう傾向があるという。成長とともに、子供は「夢と現実を区別する能力」を獲得し、悪夢が所詮は想像上のものでしかないということに気付くそうだ。

どうすれば
子供を助けられる?

まずは、子供の話に耳を傾けよう。何が怖かったのか子供に説明させれば、悪夢の原因をはやい段階で突き止めることができる。

原因がわかったら、子供の抱える不安や、周りの人とのやり取りを注意深く観察しなければならない。子供が何らかの不安感を抱いていると感じたら、「心配しないで大丈夫」「パパやママがいつでも付いているよ」などと優しく声をかけてあげよう。

また、就寝前に「楽しいことをする」のもオススメ。例えば、子供が就寝前にテレビを見ているようであれば、テレビの電源を切って楽しい歌を歌うなり、家族で会話をする、といった具合に。寝る前の行動は、夢にも影響するからだ。

子供が悪夢を見て怖がっている時は、抱きしめて添い寝をするのがマスト。自分たちの部屋が安全地帯だと感じてもらえるように、子供部屋でやってあげよう。真っ暗なのが怖い場合は明かりをつけたり、ぬいぐるみをベッドに置いておくのも良いアイデアだ。

何よりも重要なのは、「パパやママがいつも自分のことを気にかけていて、そばで守ってくれているんだ」ということを、子供に気づかせること。安心感を与えることで、穏やかな夢を見られるようになり、心地よく眠ってくれるだろう。


TEXT: シーマ・ライアーサン

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